Fukushima Next Creators Challenge 2023

『 銀嶺の宝石商の祝福 』

矢沢 琥白

( 福島県立福島高等学校 3年生 )

作者コメント

彼らは山羊の郵便屋。
今日も人の想いを届けるため、過酷な雪山を越えて手紙を運ぶ。
吹雪の荒れる先の見えない道中を進む中、彼らに一筋の光が差した。
自分たちを覆っていた雪はその光を浴びて宝石のように輝いた。
それを見て小さく笑うと、彼らは再び帽子を深く被り直し、前を向いて進み始めるのだった。

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