Fukushima Next Creators Challenge 2023

『 彩度2020の雪景色 』

矢沢 琥白

( 福島県立福島西高等学校 3年生 )

作者コメント

祖父母の家がある会津に帰省した時の三年前の冬、雪原の中小学生の妹と飼い犬が遊んでいた時の絵です。
あたりは雪一面。

真っ白な世界のはずなのにあの瞬間、妹の笑み、じゃれあった雪の跡、全てが私には眩しく色づいて見えました。

しかしあっという間にあれから三年。

妹は中学生になり、雪の中遊ぶことはなくなってしまいました。

脳裏に焼き付いたもう二度と見られない雪景色。

妹が小学生で、飼い犬がまだ子犬だった時の、私だけの特別な2020年の冬の世界を描きました。

 

使用ソフト:Procreate

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